イーサリアムとビットコインは、仮想通貨の中でも1、2を争うほど比較される機会の多い通貨です。
時価総額ランキング2位と1位の通貨なので、当然と言えば当然かもしれません。

イーサリアムとビットコインを比較すると、どんなところに違いがあるのでしょうか?
主な違いをいくつか紹介します。

イーサリアムとビットコインを比較して違うところ①最少通貨単位

イーサリアムとビットコインを比較してまず違うところは、“最少通貨単位”です。
イーサリアムとビットコインには、それぞれ分割可能な最低通貨単位というものがあります。

イーサリアムの最少通貨単位は“ウェイ(wei)”といって、0.000000000000000001ETHという非常に小さい単位です。
一方ビットコインの最少通貨単位は“サトシ(satoshi)”といい、0.00000001BTCのことを表しています。
イーサリアムでは、スマートコントラクトを実行する際に微小な手数料がかかります。
1ETHという単位では手数料が計算しにくいため、細かい単位を利用することで計算しやすくしているのです。

ちなみにイーサリアムの細かい単位は、以下のようにまだたくさんあります。

・mwei:0.000000000001ETH
・gwei:0.000000001ETH
・snabo:0.000001ETH

イーサリアムとビットコインを比較して違うところ②発行上限枚数

イーサリアムとビットコインを比較すると、“発行上限枚数”に大きな違いがあります。
イーサリアムは、現在発行上限枚数が定められていません。

今後発行上限枚数が定められる可能性はゼロではありませんが、もし上限を定めることになった場合、一気にイーサリアムの価格は上昇することになるでしょう。

なぜかというと、発行枚数が決まっていればそれ以上発行されることはなくなるので、早めに保有しておこうという投資家の動きが加速するためです。
そうなるとイーサリアムの取引が非常に難しくなるため、発行上限枚数が定められたとしても、一気にすべてが発行されることはないでしょう。

一方ビットコインは、もともと発行上限枚数が2,100万枚と定められています。
そしてその半数以上がすでに発行されているため、需要が供給を上回る状況となり、少しずつ価格が上昇しています。

イーサリアムとビットコインを比較して違うところ③ブロック生成までの時間

イーサリアムとビットコインを比較すると、“ブロック生成までの時間”も大きく異なります。
イーサリアムのブロック生成までの時間は、1ブロックで約15秒程度と非常にスピーディーです。

一方ビットコインは、1ブロックの生成時間が約10分かかってしまいます。
したがってブロックの生成までの時間に関しては、イーサリアムが大きくリードしているということになります。
そもそもイーサリアムは、開発者のヴィタリック・ブテリンが“ビットコインのブロック生成処理速度をもっとスピーディーにしよう”と考えて作られたコインでもあります。

したがって、イーサリアムの方が優れているのは当然なのです。

またイーサリアムとビットコインを比較すると、ブロック生成にかかる“電力”にも大きな違いがあります。
膨大な計算をしなくてはいけないビットコインに対し、イーサリアムは異なるアルゴリズムを採用しているため、飛躍的にブロックの生成時間をスピーディーにしているのです。

ビットコインは決済方法として利用されることが多いコインですが、ブロックの生成時間が長いため、あまり決済に向いていないという声も挙がっています。

まとめ

イーサリアムとビットコインをさまざまな角度から比較しました。
これ以外にもブロックチェーン技術の仕組みなど、イーサリアムとビットコインにはさまざまな違いがあります。

ただハッキリと言えるのは、どちらも時価総額第1位、第2位になるべくしてなった仮想通貨だということです。

これから多くの仮想通貨が世に出回ることになると思いますが、しばらくの間はこの2つのコインがツートップとして引っ張っていくでしょう。