イーサリアムには、イーサリアムをプラットフォームとして導入することを推進する“EEA(Enterprise Ethereum Alliance)”という団体が存在します。
EEAに参加している企業は、それぞれ画期的なイーサリアムの利用方法を考案し、大きな注目を集めています。
EEA参加企業のイーサリアムの利用方法について解説します。

EEA参加企業のイーサリアムの利用方法①トヨタ自動車


EEAには、大手自動車メーカーであるトヨタ自動車の子会社が参加しています。
トヨタ自動車はイーサリアムのブロックチェーンを事業に取り入れることで、“自動運転技術”の開発を効率化できると考えています。

イーサリアムの導入によって、2018年には自動運転技術関連の試験が多数行われることが予定されており、注目を集めています。
自動運転技術の質を高めるためには、膨大な人間の運転記録が必要になるため、このイーサリアムの利用方法は非常に理にかなっていると言えるでしょう。

またトヨタ自動車は、自動車の“リース契約”を効率的に行うためにも、イーサリアムのブロックチェーンを利用するとしています。
スマートコントラクトの特性を生かし、煩雑な手続きが多かったリース契約を簡素化することによって、大幅なアップデートを行う予定です。

その他には、“自動車のウォレット化”といった利用方法も打ち出しています。
クレジットカードの情報を登録することで、ユーザーは自動車があればさまざまな場所で決済することが可能になります。

ガソリンスタンド、またはサービスエリアなどの利用が楽になるとのことです。
トヨタ自動車がイーサリアムを導入したサービスを提供することで、他の自動車メーカーもEEAへの参加を発表する可能性は上がるでしょう。

もしそうなれば、私たちのカーライフは革新的な変貌を遂げることになるかもしれません。

EEA参加企業のイーサリアムの利用方法②KDDI


大手電気通信事業者であるKDDIは、日本国内で初めてスマートコントラクトの実証実験を開始した企業です。
この実証実験では、KDDI、KDDI総合研究所、クーガーが共同でイーサリアムを活用し、“携帯電話の修理”が効率化できるかがチェックされました。

今後イーサリアムが導入されることになれば、携帯電話の修理におけるオペレーションの効率化が実現するため、企業にとっての負担が減るだけでなく、ユーザーにとっても利用しやすいサービスが提供できます。

EEA参加企業のイーサリアムの利用方法③AXA


海外のEEA参加企業でも、もちろん革新的なイーサリアムの利用方法を打ち出している企業はあります。
フランスの保険会社であるAXAはその内の1つです。
AXAはイーサリアムのブロックチェーンを利用し、航空機の遅延や欠航に関する保険商品を提供すると発表しています。

航空機が遅延・欠航になった際の手続きを効率化することが目的で、最終的にはすべての決済をイーサリアム対応のものにしたいとのことです。
保険商品はあまりにも種類が多いため、手続きが煩雑なものも多く、イーサリアムのスマートコントラクトは非常に相性が良いとされています。

日本の企業でも、保険商品とイーサリアムの紐付けに関しては注目度が高いため、新たなプロジェクトとして発表される日も近いでしょう。

まとめ


イーサリアムの利用方法は企業によって全く異なり、またそれぞれが異なった魅力を持っています。
EEAに参加する企業はこれからも増加が見込まれるため、日々新しいジャンルでイーサリアムの革新的な利用方法が発表されていくことが期待されます。

また特定のジャンルでイーサリアムによる効果が発揮されれば、全世界の関連企業がイーサリアムの導入を検討することになるでしょう。
イーサリアムがプラットフォームとしての価値を上げていけば、今後ますます絶対的な地位を持つ仮想通貨として君臨することが予想されます。

どの仮想通貨を保有するべきか悩んでいる方は、イーサリアムをメインの通貨として保有しておくべきでしょう。