2018年8月2日現在、イーサリアムの価格は1ETH=約46,300円と非常に高額になっています。
ただ現在これほどの価値があるイーサリアムも、最初はほとんど価値のないコインでした。

今回はイーサリアムが最初どれくらいの価格だったのか、またどのような価格推移で現在に至るのかを解説します。

イーサリアムは最初、僅か○○円だった!?

イーサリアムは2014年7月にプレセールが行われ、最初の価格は1ETH=26円とほとんど価値がありませんでした。
ただイーサリアムだけに限らず、現在人気のある仮想通貨も、最初はほとんどこれくらいの価格からスタートしています。

このプレセールでイーサリアムは資金調達に成功し、リリースされる前から多くの投資家の注目を集めました。
実業家でタレントである“ホリエモン”こと堀江貴文氏も、この時点でイーサリアムに投資していました。

ちなみに堀江貴文氏は、仮想通貨取引所をプロデュースするなど仮想通貨に精通していることで知られています。
プレセールから丁度1年後の2015年7月、ついにイーサリアムがリリースされます。
ただリリースが開始されても、最初は1ETH=120円ほどの価値しかありませんでした。

その後ロードマップに沿ってアップデートが行われ、イーサリアムは少しずつ精度の高い仮想通貨へと進化していきます。
ビットコインにはない“スマートコントラクト”の利便性にも、この頃から注目され始めました。

したがってイーサリアムは、最初はそれほど価格が高くないものの、非常に良いスタートを切った仮想通貨と言えるでしょう。

イーサリアムの順調な成長を妨げたTHE DAO事件

2016年に入ってもイーサリアムの成長は順調で、1ETH=1,000円台を突破しました。
この頃からビットコインと比較される事も多くなるほど、知名度と人気を獲得していたのです。
しかし同年6月に、イーサリアムをプラットフォームとしたプロジェクト“THE DAO”のハッキング(THE DAO事件)により、イーサリアムが大量に盗まれてしまいます。
この事件がきっかけで、イーサリアムはイーサリアム、イーサリアムクラシックという2種類のコインに分裂してしまいます。

ハッキングによる信頼性の低下と管理団体による中央集権的なハードフォークは、当時物議を醸しました。

またTHE DAO事件の後、これまで順調に推移してきたイーサリアムの価格がしばらく停滞してしまいます。
1ETH=約1,000円~1,500円を往復し、この年の最初とほとんど価格は変わりませんでした。
ただTHE DAO事件がイーサリアム自体の問題でなかったことが認知され始め、また少しずつ価格は上向きになります。

そして2017年、日本ではビットコインを筆頭に空前の仮想通貨ブームが起きました。
もちろんイーサリアムもこの波に乗り、リリースされた最初の方とは比べものにならないほどのペースで価格を上昇させます。
1ETH=10,000円という壁を軽々クリアし、2018年1月にはイーサリアム史上最高値の1ETH=160,000という価格をつけています。

ただ当時は仮想通貨がやや過熱していたという事もあり、その反動でイーサリアムの価格は緩やかな下降線を辿ることになります。
また2018年1月後半にはコインチェックの“NEM流出事件”があったため、仮想通貨が軒並み価格を下げることになり、現在の価格に至ります。

ただ2018年にはイーサリアムのアップデートが予定されていますので、今年の最初のように爆発的な上昇を見せる可能性もあります。

まとめ

イーサリアムの最初の価格から最新の価格まで簡単に解説しましたが、いかがだったでしょうか?
これだけ人気のある仮想通貨でも、少しずつ知名度と人気を獲得し、現在の地位に至ることが分かりますね。

ただイーサリアムはリリースから3年弱でこれだけの値を付けているので、仮想通貨の中では非常にエリートだと言えるでしょう。

リリースから数年間、全く最初の価格と変わらないという仮想通貨もたくさんあります。
イーサリアムがエリートコースを歩んできたのは、大量の資金調達と話題性のあるシステムによる戦略の賜物と言えるでしょう。