イーサリアムのように代表的な仮想通貨を取引する前に、値動きを分析するための代表的な指標である“移動平均線”の見方を知るべきでしょう。
移動平均線の見方を知れば、イーサリアム以外の仮想通貨を取引する際にも活用できます。

仮想通貨はただ取引するだけでなく、値動きをある程度分析することで、より利益を獲得しやすくなるのです。

“移動平均線”の概要

移動平均線は仮想通貨のみならず、株やFXにおいても代表的なテクニカル指標として有名です。
イーサリアムの一定期間の終値の平均値を出し、その数字を結ぶことで作られる線のことを移動平均線と言います。
移動平均線の期間には“日足”や“週足”、“月足”などが使用されます。

たとえば5日足の移動平均線は、5日分のイーサリアムの終値の平均値を結んだ線のことを指しています。
移動平均線でチェックできるのは、イーサリアムの“トレンド”です。

トレンドとは、上昇と下降のどちらかに推移している状況のことを言います。
イーサリアムの価格が上昇を続けている状況であれば“上昇トレンド”、下降を続けている状況であれば“下降トレンド”が発生しているということになります。
ただ上昇トレンドが発生しているからといって、そのタイミングがイーサリアムを買うのに適しているタイミングとは限りません。

逆に下降トレンドが発生している状況では、イーサリアムを買ってはいけないということでもないのです。
移動平均線はトレンドの発生をチェックするだけでなく、イーサリアムの“買いポイント”、“売りポイン”をチェックすることが重要なのです。

移動平均線で見るイーサリアムの買いポイントと売りポイント

移動平均線でイーサリアムの買いポイント、売りポイントをチェックするには、“トレンドの転換ポイント”を知る必要があります。
先ほども解説したように、上昇トレンドが発生しているから買いポイント、下降トレンドが発生しているから売りポイントというわけではありません。

その理由は、すでに“トレンドの転換ポイント”を過ぎている可能性があるためです。
上昇トレンドでイーサリアムを買うのは、“今後もイーサリアムの価格が上昇する”と予想されるためです。
ただトレンドの転換ポイントを過ぎていると、イーサリアムを買った後すぐに価格が下がってしまうのです。

逆に下降トレンドでイーサリアムを売っても、転換ポイントを過ぎているとその後価格が上昇し、利益を得るチャンスを逃してしまう可能性があります。
移動平均線における有名なトレンドの転換ポイントは、“ゴールデンクロス”、“デッドクロス”と呼ばれています。
“単位期移動平均線”、“長期移動平均線”という期間の異なる2本の移動平均線を用いることで、ゴールデンクロスとデッドクロスが確認できます。

長期移動平均線を短期移動平均線が下から上に抜けるタイミングを“ゴールデンクロス”と言い、1番の買いのタイミングとなります。

逆に、長期移動平均線を短期移動平均線が上から下に抜けるタイミングが“デッドクロス”です。
このタイミングが、移動平均線で判断できる最も売りに適したタイミングと言われています。

イーサリアムは取引量が多い仮想通貨なので、価格が乱高下する可能性は低いです。
そういう仮想通貨こそ、移動平均線を利用して冷静に買い・売りのタイミングを見極めることで、上手く利益を獲得できるのです。

まとめ


株やFXを経験してから仮想通貨の取引を始めたという方の中は、移動平均線の知識は豊富でしょう。
移動平均線は仮想通貨の取引でも代表的なテクニカル指標として活かせるので、イーサリアムのように値動きが激しくない仮想通貨を取引する際は、ぜひ利用しましょう。

また仮想通貨の取引を始めたばかりの方も、ワンランク上の取引を目指すのであれば、まずは移動平均線を利用したトレンドの分析から初めてみましょう。