イーサリアムは多機能プラットフォームとしての役割に注目が集まりがちですが、もちろん決済方法としても使うことができます。
店舗でも少しずつイーサリアムが導入され始めていますが、導入店舗には一体どんなメリットがあるのでしょうか?

イーサリアムを決済方法として使う店舗のメリット①

イーサリアムを使うことができる店舗は、ビットコインと比較するとまだまだ少ないです。
ただメリットを知れば、イーサリアムの導入を検討する店舗も増えるのではないかと思います。
まず1つ目のメリットとして、“決済手数料の安さ”が挙げられます。

現金以外の決済方法として一般的なクレジットカードと比較すると、イーサリアムは決済手数料が非常にお得です。
もしクレジットカードを利用する方が多い店舗であれば、イーサリアムを導入することで大幅なコスト削減に繋がるでしょう。

イーサリアムを決済方法として使う店舗のメリット②

イーサリアムを決済方法として使う店舗には、“グローバルな集客が見込める”というメリットもあります。
つまり、外国人の集客が見込みやすくなるということです。
外国の方が日本の店舗で決済する際は、当然外貨を日本円に両替しなくてはいけません。

ただ店舗でイーサリアム決済が使えれば、外貨を両替せずにそのまま決済することができます。
したがって外国人の観光客などにとって、イーサリアムを使うことができる店舗は非常に利用しやすくなるかもしれません。

イーサリアムを決済方法として使う店舗のメリット③

上記のメリットを考えると、“ビットコインにも言えることなのでは?”と思う方もいるでしょう。
ビットコインとイーサリアムの大きな違いは、ずばり“決済の速さ”です。
ビットコイン決済を導入しようと動いている店舗もありますが、決済スピードの遅さという壁があるため、どの店舗もなかなか導入に踏み切れないという部分があります。

ビットコインは決済が完了するまでに約10分を要し、回転が速い店舗では非常に効率が悪くなってしまいます。
レジでお金を支払う際、10分待たされることを想像してもらうと分かりやすいでしょう。

一方イーサリアムは、長い時間決済で利用者を待たせるようなことがありません。
ビットコインが約10分なのに対し、イーサリアムは数秒です。
通常の決済と同等、もしくはそれよりも速い決済スピードなのです。

もちろんネットワークの状況によっては多少スピードが落ちますが、ビットコインよりは確実に早い決済が可能になります。

イーサリアムを決済方法として使う店舗にデメリットはあるのか?

ここまで、店舗がイーサリアムを決済方法として使うメリットについて解説しました。
ただ導入店舗が少ない理由は、もちろんデメリットもあるためです。

ビットコイン決済ができる店舗、オンラインショップは増加していますが、イーサリアムは決済方法としてまだまだ根付いていません。
したがって、最初はなかなか利用者が増えないことが予想されます。

たとえばコスト削減のためにクレジットカード決済を廃止し、イーサリアムにシフトチェンジしたとしましょう。
ただイーサリアム決済をする方が増えなければ、結果的に導入コストの分が無駄になってしまい、コスト削減には繋がりません。

イーサリアムはプラットフォームとしての認識が強い仮想通貨なので、決済方法としての輪が広がるのは、もう少し先の話になるかもしれません。

まとめ

イーサリアムを決済方法として使うことを検討している店舗は、導入するかどうかはともかく、まずどんなメリットがあるかを把握しましょう。
メリットを把握した上で、もう少しイーサリアムの決済方法としての利用頻度が上がるまで、市場の様子をチェックしておくべきでしょう。

ネームバリューのある企業などがイーサリアムを決済方法として導入すれば、もう少し店舗への導入の動きも出てくると思います。