ステラは2018年7月18日~19日にかけて、約37%という伸び率を記録しました。
これまでのステラの価格推移を考えると、この伸び率は高騰といっていいでしょう。

なぜステラは、1日でここまで高い伸び率を記録したのでしょうか?

ステラが仮想通貨市場で高い伸び率を記録した理由①他の仮想通貨の影響

ステラが約37%という伸び率を記録した前日の2018年7月18日、仮想通貨市場が全体的に上昇しました。
ステラは、この仮想通貨市場全体の上昇に影響を受けたと考えられます。

ビットコインの価格が大きく上昇し、アルトコイン全体の価格も前日から約13%価格を上昇させました。
仮想通貨市場のアルトコインは、基本的にビットコインの価格上昇に引っ張られる傾向があります。

ステラも当然アルトコインの一種のため、ビットコインの価格上昇に引っ張られる形になりました。

ステラが仮想通貨市場で高い伸び率を記録した理由②Coinbaseへ上場する噂

ステラが急上昇する数日前の7月13日、アメリカの大手仮想通貨取引所である“Coinbase(コインベース)”で、新しい銘柄の上場を検討するという発表がされました。
その銘柄は5種類で、その中にステラが含まれていたのです。

Coinbaseはアメリカでも指折りの大手仮想通貨取引所のため、大きく価格を上昇させる要因となりました。

実際はまだCoinbaseにステラは上場していませんが、短期間で上場すると予想したユーザーがステラを購入しようと考えたため、価格が上昇したのでしょう。

またCoinbaseが発表したのは、ステラを含む5種類の仮想通貨の“上場を検討する”という発表です。
上場時期などのアナウンスはまったく行っていません。

ただそれが“Coinbaseがステラを上昇させた”、“ステラが近々上場する”という噂に変化し、価格が上昇したということも考えられます。

ステラが仮想通貨市場で高い伸び率を記録した理由③IBMによるアナウンス

ステラと提携を結んでいる大手IT企業であるIBMは、“ストロングホールドドル(Stronghold USD)”のサポートを開始するというアナウンスしました
ちなみにストロングホールドドルとは、ステラのネットワーク上で開発された通貨です。

Binanceで多く取引されているUSDT(テザー)のように、ストロングホールドドルは非常に需要が多いコインであるとして注目されました。

ストロングホールドドルやテザーのように、法定通貨の価格と連動するコインを“ステーブルコイン”と呼ぶのですが、これまではテザーがステーブルコインの代表格として取引されてきました。
ただテザーには価格操作、準備金不足などの悪い噂が多くあるため、少しずつ信頼性を低下させています。

ストロングホールドドルは、そんなテザーに代わるステーブルコインとして地位を築く可能性が十分にあるため、注目が集まったのです。

またこのアナウンスがされたのは2018年7月17日で、ステラの価格が上昇した時期とほぼ一致しているため、影響を受けている可能性が高いです。

まとめ

ステラが仮想通貨市場で高い伸び率を記録した理由を解説しましたが、いかがだったでしょうか?
2018年7月のステラの高騰は、仮想通貨市場や提携先、取引所の発表というさまざまな好条件が重なった結果なのです。

ステラは価格が変動しにくい仮想通貨として有名ですが、これからもさまざまな好条件が重なれば、高い伸び率を記録する可能性があります。
特にビットコインや他のアルトコインの価格上昇に引っ張られやすいという特徴は、これからも変わらないでしょう。

ステラだけに限ったことではありませんが、特定の銘柄を取引する際は、仮想通貨市場全体がどういう局面なのかを把握する必要があるのです。
一方でステラはリップルの価格に連動しやすいという特徴もありますが、これはいつまで継続するのかまったくの未知数です。

それぞれが異なる仮想通貨としてしっかり認知されるようになれば、現状よりは価格の連動が少なくなることも考えられます。