仮想通貨“ステラ”は、ビットコインやイーサリアムなど代表的な仮想通貨と比べると、それほど知名度は高くありません。
ただ2018年8月現在、時価総額は仮想通貨全体の第6位に付けており、実は仮想通貨の代表格と呼べる位置まで成長しているコインなのです。

ステラの概要と、ブロックチェーンを利用した決済プラットフォームとしての仕組みを解説します。

仮想通貨ステラの概要

ステラはブロックチェーンを利用し、ユーザーと銀行の決済システムをコネクトするために開発されたプラットフォームです。
高いセキュリティ性を持ちながら、スピーディーかつ低コストの送金を可能にするという特徴は、リップルと酷似しています。

それもそのはずで、ステラはリップルのシステムを元に開発された仮想通貨なのです。
ステラはリリース当初は“STR”という通貨単位を使用していましたが、2015年のアップデート時に通貨単位が“XLM(ルーメン)”に変更になり、名称自体もルーメンとなりました。
したがって正確な名称はルーメンなのですが、今でもステラと呼ぶユーザーがほとんどです。

仮想通貨の時価総額を発表していることで有名な“Coin Market Cap”でも、通貨単位はXLMと表記されているもののコインの名称は“Stellar(ステラ)”となっています。

リップルとステラにはどんな違いがあるの?

リップルのシステムを元に開発されたステラですが、双方にはどのような違いがあるのでしょうか?
まず大きく違うのは、プラットフォームとしての“利用対象”です。

リップルは主に金融機関、企業をターゲットにし、普及させることを目指しています。
一方ステラのターゲットは組織ではなく、あくまで個人の利用において普及させるというコンセプトを持っています。
つまりリップルとステラは、プラットフォームとしてのコンセプトという根本に大きな違いがあるのです。

そしてステラは、ブロックチェーンを利用した決済プラットフォームとして、リップルよりもスピーディーな送金スピードを誇っています。
なぜなら個人がターゲットのプラットフォームのため、取り扱う金額が少額であるためです。
そしてもう1つの大きな違いは、リップルとステラの“総発行枚数”です。

リップルは発行上限枚数が1,000億枚と定められており、それ以上増加することはありません。
またリップルは取引手数料として利用された分が消滅する仕組みになっているため、少しずつ流通量が減って行きます。

一方ステラの発行上限枚数も、リップルと同じく1,000億枚です。
ただステラは流通量の減少が年1%と定められているため、リップルよりも安定した価格の維持が可能になります。

そしてステラは、リップルと比べて開発チームが保有しているコインの割合が少ないです。
ステラは個人をターゲットに開発されているブロックチェーンプラットフォームのため、リップルと比べてより“価格の維持”に重点が置かれていると言えます。

またステラとリップルは、採用している“コンセンサスアルゴリズム”にも違いがあります。
ステラでは、リップルのPoCの“ブロックチェーンが分岐する”という課題を解決した“SPC”というコンセンサスアルゴリズムが採用されています。

つまりステラはリップルをベースに作られただけでなく、ブロックチェーンプラットフォームとしてより高性能なものとしてリリースされたことがわかります。

まとめ

リップルが今後価格を上昇させると確実視されている中、ステラにも刻一刻と価格上昇の時が迫っています。
ステラのブロックチェーンプラットフォームとしてのメリットを理解し、提携を結ぶ企業が増加すれば、もっと価格は上昇するでしょう。

またリップルの価格上昇も、ステラの価格に大きな影響を与えることが期待されます。

現在ステラは1XLMあたりの価格が非常に安いので(2018年8月現在 1XLM=約25円)、今のうちに少量でも購入しておくことをおすすめします。