仮想通貨が世に広まったことによって、


ブロックチェーン技術というものも


広く知られるところとなりました。

さまざまな分野において
可能性を広げてくれる
画期的な技術として知られる
ブロックチェーン技術なのですが、


実はIOT技術と相性がいい
ことでも知られています。

ここでは、ブロックチェーン技術と
IOT技術を組み合わせた事例について
ご紹介していきたいと思います。

IOTとブロックチェーン技術を使った事例

ブロックチェーン技術とIOT技術
使った事例についてですが、


ブロックチェーン技術とIOT技術の
組み合わせは思っている以上に
さまざまな分野で活用されています。

サプライチェーンでの使用事例

 

まず挙げられるのが


サプライチェーンです。

サプライチェーンというと難しく
感じられるかもしれませんが、



サプライチェーンというのは
原料の段階から消費者の手に
届くまでのすべてのプロセスの
つながりのことを指しています。

例えば、農家で収穫された
イチゴが工場で加工され、
ジャムになってスーパーに並び、


それを購入する消費者の手に届く
……という一連の流れ
まさにサプライチェーンです。

大きなベルトコンベヤーのような
ものと考えていいでしょう。

これらのすべてのプロセスを
同じところでおこなう
ということもあるのですが、


通常はこれらのプロセスを区切って、
それぞれ別のところで管理する
ということがほとんどです。

そのため、情報の共有や追跡
といったものが難しかったのです。

しかしながら、ブロックチェーン技術と
IOT技術を組み合わせることによって、


情報の共有も追跡も簡単に
できるようになります。



食品の追跡といったものも可能になりますし、
食品汚染の識別によって食品廃棄物の削減
といたものも可能になるでしょう。


食品の追跡といったものが可能になると、
万が一食品に不備があったときに
どのプロセスで問題があったのかを簡単に
突き止めることができます。


食品廃棄物の削減に関しては
言わずもがなですが、ゴミを減らし、
環境を守ることにもつながってきます。


もちろん、食品を無駄なく
有効活用できるという部分もあるでしょう。

医療分野での使用事例

また、医療分野でも
ブロックチェーン技術とIOT技術の
組み合わせは生きてきます。


もともと医療分野において、
カルテの改ざんというのは絶対に
許されないことです。

しかしながら、カルテの改ざん
というのは実際に起こっていますし、
カルテへの記入というのは
アナログな作業になりますので、


やはり改ざんしようと思えば
できてしまうのが現実です。


ただ、ブロックチェーン技術と
IOT技術があれば、特定の人物にだけ
アクセス権を与えるということもできますし、



その情報を保険会社などと
共有することもできるのです。


セキュリティ面を強化しつつ、
ひとりひとりの患者さんに適した医療を
提供することができますし、


それに基づいた保険の決算なども
できるようになるのです。

建物での使用事例

さらに、住まいを含めた建物内でも
ブロックチェーン技術とIOT技術が生きてきます。


最近ではIOT技術が取り入れられている
建物が多くなっています。


賃貸住宅、分譲住宅、オフィスビルなど
さまざまな建物がありますが、


どのような建物にして監視や管理を
するとなるとかなりの数のデバイスと
センターが使われることになります。



セキュリティ面でも不安が出てきます。

しかしながら、ブロックチェーン技術が
取り入れられることによって、
そのセキュリティ面もしっかりとサポート
することができるのです。


建物を管理する側はもちろん、
建物を利用する側にとっても利便性が
高まりますし、安心も得られるのです。

それぞれの分野における
ブロックチェーン技術とIOT技術の事例
ということでご紹介しましたが、
ここで挙げたものはごく一部に過ぎません。


他にもいろいろな分野での事例がありますし、
今後さらに事例が増えていく可能性も高いです。

企業が新しくこんなことをやっている事例



先ではブロックチェーン技術とIOT技術の
組み合わせがどういった分野で
活かされているのかという事例について
お話ししましたが、

ここでは実際に具体的な企業名
挙げた上でより具体的な事例
ついてご紹介していきたいと思います。

宅配ボックスでの事例

まず、宅配ボックスについての事例です。

株式会社ウフルが事務局を務めている
IoTパートナーコミュニティの


ブロックチェーンワーキンググループ


の活動の一環として、


株式会社セゾン情報システムズ
GMOインターネットグループの
GMOインターネット株式会社
GMOグローバルサイン株式会社の3社は、


株式会社パルコと共同で
本人のみ受け取り可能な宅配ボックス」を、

WEB通販サイト「カエルパルコ」と連携する
実証実験をおこなっています。

これによってそれぞれが
自分の宅配ボックスを持たずとも、
複数の宅配ボックスを共有する
ということが可能になります。

再配達の問題も解消されるでしょう。

セキュリティサービスでの事例

また、IOTデバイス向けの
セキュリティサービスもあります。


アイビーシー株式会社は、
ブロックチェーン技術を利用した
IOT デバイス向けセキュリティサービスである

kusabi(楔)


の実証実験をおこなっています。

もともとIOTデバイスに関しては
セキュリティ面の不安があったのですが、
利用者の増加に伴ってその不安も増しています。

それにアプローチしてくれる
セキュリティサービスです。

専用チップも認証局もマルウェア対策も不要
ということで、画期的なサービスと言えるでしょう。

金融での事例

さらに、金融業界でも画期的な
提携が締結されています。

株式会社オプティムと株式会社佐賀銀行は、


金融×IT 戦略的包括提携


を締結しています。

これによって、
AIやブロックチェーンなどの技術を
利用した新しい金融サービスの開発

営業店窓口などでAIやITを活用した
サービス向上の取り組み


AIやIoTによる銀行業務の効率化などが
進められていくことになります。

銀行で働く方はもちろん、
銀行の利用者にとっても
利便性が増すと考えていいでしょう。

自動車産業での事例

そして、自動車産業でも
すでにブロックチェーン技術と
IOT技術の組み合わせは浸透しています。

もともと自動車産業というのは
この組み合わせを採用する動きが盛んで、
トヨタは1台の自動車を製造するために国や工場、

サプライヤーから取り寄せる何千個ものも
部品を追跡しているのです。

自動車というのはそれこそ
人の命を左右する乗り物です。

ひとつの部品に不備があるというだけでも
リスクというのは爆発的に高くなります

さまざまな工程を経て、
小さなものから大きなものまで数々の部品で
構成されている自動車だからこそ、

ブロックチェーン技術とIOT技術の
組み合わせが必要になってくると言えるでしょう。