ビッグデータという言葉をご存知でしょうか?
ビジネスにおいては非常に重要なものですが、扱いの難しいものでもあります。
ブロックチェーンはビッグデータを扱うのに向いているでしょうか?

ビッグデータとは?


ビッグデータというのは、単に大量のデータという事ではありません。
従来のデータベースを管理するシステムでは取り扱うことが難しいような、巨大なデータ群の事を指します。

その中には様々な形式や種類のデータが含まれていて、さらに日々そのデータが増えていくものも多いのです。
あまりに管理が難しく、最近までは一つのデータ群として扱われることはありませんでしたが、ビジネスなどに有用な場合が多いことから、最近では新たな仕組みにつながる可能性が高まるとして注目されるようになっています。

身近なビッグデータとしては、IoTなどがあります。
IoTの場合は様々なデバイスとつながることになりますが、それぞれのデータは全く異なります。

例えば車から送られてくるデータと、冷蔵庫から送られてくるデータには共通する点がほとんどないでしょう。
そのようにバラバラのデータをすべてまとめたビッグデータからは、IoTについての新たなひらめきが生まれるかもしれません。

また、個人情報などもビッグデータといえます。
個人情報は多岐に渡り、大抵は必要な項目を決めてその点だけを必要としますが、実際にはもっと多くの項目があるでしょう。

それらの個人情報について、細かな項目まで考えるとビッグデータになるのです。
こうしたビッグデータは、一つの形式にまとめようと思ってもその項目が膨大になる上、形式などがバラバラなのでデータとしてまとまりがないままでしょう。

そのため、ビッグデータは必要な項目だけに限って参照することが多いのです。

ブロックチェーンでビッグデータを活かせる?


それでは、ブロックチェーンを利用することでビッグデータを活かすことはできるのでしょうか?
ブロックチェーンでは、データを暗号化して分散処理し、記録することができます。
ブロック1つごとに記録できる量というのはあまり多くはないのですが、複数のブロックに分割して記録することはできます。

データを改ざんすることができないので、記録されたデータは変更されることなく残ることとなります。
全体的なデータ容量に制限はなく、多角的な情報を管理するのはブロックチェーンが得意とすることなので、ビッグデータの内容を参照する情報プラットフォームを構築することも可能です。
ブロックデータを利用したビッグデータの管理については、様々な分野で期待されています。
中心となるのはフィンテックの分野ですが、それ以外にも医療データやマーケティングの分野においても活用される期待が持たれています。

特に医療データについては、世界中の医療データを集めて治療法を確認することで、常に最先端の医療を共有できることにつながっていきます。
ブロックチェーンはビッグデータと非常に相性が良く、今後様々な分野でブロックチェーンによるビッグデータの管理が行われると思われます。
そのコンセプトで開発が進められている仮想通貨もいくつもあり、それらのプロジェクトにおいて正式なサービスが始まった時は、それぞれの分野におけるデータ管理に大きな変化が訪れると思われます。

特に最近は、ブロックチェーンとAIを組み合わせたプロジェクトも増えています。
AIが成長するためにはビッグデータが必要であり、AIによってビッグデータを管理していけば管理と成長の両方を目的とすることができます。

これからはブロックチェーンが様々な分野で活用されるようになっていくと思われますが、その活用事例の一つがビッグデータの管理となることは間違いないでしょう。