多数の人から資金を集めて投資を行い、その利益を分配するファンドという投資方法があります。
これまでは、ファンドの投資先と言えば株式や不動産などが主だったのですが、最近は仮想通貨への投資を行うファンドが増えているといわれています。

仮想通貨投資ファンドとはどのようなものでしょうか?

仮想通貨投資ファンドとは?

仮想通貨投資ファンドというのは、その名前の通りに仮想通貨への投資を行っているファンドのことをいいます。
2016年から本格的にスタートした仮想通貨投資ファンドは、仮想通貨市場の拡大もあって2017年末には167と、2016年末と比較して約5倍に増えています。

2018年になってもファンドは増加を続けていて、およそ半年でさらに4割近く増加した220以上のファンドが設立されています。
さらに、ベンチャーキャピタルが大規模なファンドの設立を表明するなど、その勢いは衰える様子がありません。

しかし、その一方で仮想通貨市場全体としては停滞する様子を見せています。
2017年中はビットコインをはじめとした仮想通貨の価格が大幅に高騰し、また多くの仮想通貨が新たに生まれてきました。

しかし、2017年12月にビットコインが200万円を超える価格を記録してからは、ビットコインの価格は徐々に下落していき、それ以外の仮想通貨についても2018年の初頭にかけてピークを迎えて以降は価格が下落していく傾向を見せています。

このことから、仮想通貨市場はしばらく冷え込むという予測も多く、ファンドの収益についてもマイナスとなっている事が増えています。

このような仮想通貨市場の状況の中で、どうしてファンドが新たに立ち上がっているのでしょうか?

仮想通貨投資ファンドの魅力は?

仮想通貨市場は下落していく傾向が見られるとはいえ、中には値上がりしている仮想通貨もあります。
しかし、様々な種類の仮想通貨を購入するには多くの資金が必要となり、また多くの種類がある仮想通貨の中から将来性のあるものを見つけるのも大変でしょう。

しかし、仮想通貨ファンドに投資した場合は、集めた資金をポートフォリオに応じて自動的に分散投資してくれます。

また、将来性のある仮想通貨についても、投資の専門家が分析した結果に従って選んでくれるため、自分で選ぶよりも確実性が高いと考える人は多いでしょう。

さらに、一定の資金がなければ参加できないようなICOやプレセールに対しても、一人では参加する資金が足りなくてもファンドとしてなら参加が可能となります。

そもそも、ビットコインを例にして考えた場合でも、一気に200万円以上まで高騰して現在の70万円前後に落ち着いていると考えるから下落したように感じますが、その高騰が起こる前と比較すれば十分に高値となっています。

2017年9月には50万円以下だったビットコインが現在70万円前後で安定していると考えれば、十分に価格が上がっていると考えられるでしょう。
今後、仮想通貨市場はどのように変化していくかは分かりません。

しかし、仮想通貨の歴史が2009年からとまだ浅いことを考えれば、今後市場が大きくなる期待は十分に持つことができるでしょう。

その中で、リスクを分散しつつ仮想通貨への投資を行いたいのであれば、ファンドを利用するという手段は悪くないといえるでしょう。

まとめ

仮想通貨に投資を行うファンドは、近年増加傾向にあります。
その背景にはこれまでの仮想通貨市場の拡大などがあるのですが、現在は停滞を見せている中でも仮想通貨投資ファンドは増えつつあります。

仮想通貨への投資にファンドを利用した場合、リスクの分散や仮想通貨の情報収集などを専門家が代わりに行ってくれるというメリットがあります。

今後、仮想通貨市場が再び拡大する期待は十分にできるので、リスクをなるべく低くしながら投資を行いたい場合はファンドを利用してみてはいかがでしょうか。