仮想通貨に投資しようと思っても、どうやって換金したらいいのかが分からないため不安に思う人もいるでしょう。
仮想通貨を換金するには、どうしたらいいのでしょうか?
仮想通貨の換金方法について紹介していきます。
仮想通貨の換金は仮想通貨取引所で行う
仮想通貨は、基本的に仮想通貨取引所で換金します。
保有している仮想通貨は、自分のウォレットに保管している場合がほとんどだと思いますが、換金する場合はまず自分のウォレットから仮想通貨取引所のウォレットへと送金します。
仮想通貨取引所のウォレットで送金した仮想通貨を受け取った後は、販売所で売却するか、もしくは取引所で売却することで換金ができます。
それぞれの特徴として、販売所で売却した場合は提示されたレートですぐに売却できますが、手数料が発生します。
また、販売所ではビットコインなどメジャーな仮想通貨しか売却できないため、販売所で取り扱っていない仮想通貨の換金は、取引所でしかできません。
取引所では、ユーザー同士の売買が行われています。
他のユーザーに仮想通貨を売却することで換金するのですが、これも取引所によって取引が可能な仮想通貨の種類が限られています。
しかし、取引所での取引の場合は、取引にかかる手数料は販売所よりも少なくなります。
そのため、なるべく高い価格で換金したい場合は、取引所を利用した方がいいでしょう。
ただし、取引所はあくまでユーザー同士の売買を行うため、その仮想通貨をその価格で買いたいというユーザーがいなければ、取引は成り立ちません。
こうした特徴を考えると、メジャーな仮想通貨の換金を多少安くてもいいから急いで行いたい場合は販売所を利用した方が良いのですが、マイナーな仮想通貨を換金する場合や時間がかかってもいいから少しでも高く換金したい場合は取引所の利用がおすすめです。
取引所以外の仮想通貨の換金方法
あまりメジャーではありませんが、取引所以外でも仮想通貨を換金する方法があります。
ビットコインの換金については、ごく一部のATMで換金ができるようになっています。
このATMでは、ビットコインの売却だけではなく購入もできるところがあるのですが、今の所日本国内には全て合わせても11か所しかありません。
しかし、2020年には東京オリンピックが開催されるため、海外からの来る人も増えると思われるので今後ATMの台数は増えていくと見込まれています。
出金額に制限がある場合もあるので、ある程度の金額までであれば利用できるでしょう。
このATMを利用する場合は、事前にビットコインのウォレットを登録しておかなければいけないので、利用する可能性がある場合はウォレットの登録をしておきましょう。
デビットカードを利用して仮想通貨を換金する方法もあり、この場合はビットコインだけではなく多くの仮想通貨に対応しているものもあります。
デビットカードを通じて仮想通貨を法定通貨へと換金し、それをATMから引き出すことができます。
ただし、デビットカードにはいくつかの種類があり、中にはATMからの出金ができないものもあるため、デビットカードを契約する際にはその利用方法について確認しておきましょう。
利用できる場所などは限られてしまいますが、仮想通貨の換金方法は取引所を利用する以外にもこのような方法があります。
まとめ
仮想通貨を換金する場合は、販売所や取引所で売却するのが主な手段となります。
販売所と取引所は、売却できるまでの時間や価格などが異なるため、自分の都合に合わせた方法を選びましょう。
また、取引所を介さない換金方法としては、ビットコイン対応のATMを利用する方法や、デビットカードを利用する方法があります。
この場合、ATMの設置場所やデビットカードの種類などによって利用できる範囲が制限されるため、自分の環境で利用できるかどうかはあらかじめ確認しておきましょう。
最低限、取引所を利用すれば換金は可能なので、安心して仮想通貨に投資しましょう。