時価総額だけでなく、知名度と取引量も圧倒的な暗号通貨の代表であるビットコイン。
ビットコインの歴史は古く、リリースされたのは今から9年前の2009年です。
そこから現在に至るまで、ビットコインはどのような価格推移を辿ってきたのでしょうか?

ビットコインにまつわる当時の出来事とともに、暗号通貨の代表となるまでの価格推移を紹介します。

暗号通貨の代表であるビットコインの価格推移(2009年~2012年)


暗号通貨の代表・ビットコインの価格が初めて提示されたのは、2009年10月15日です。
その当時の価格は1BTC=0.07円で、ほとんど価値がないに等しい状態でした。

そしてビットコインの決済が初めて行われたのは、翌年2010年の5月22日です。
ピザとビットコインが交換されたのが初めての決済と言われており、この時点でのビットコインの価格は1BTC=0.2円でした。

同年7月には、後に世界トップクラスの取引所にまで成長する“Mt.Gox”がオープンします。
この時点で、やっと1BTCの価格が1円を突破します。
2011年には、情報誌等のメディアでビットコインが取り上げられる機会も増え、4月には1BTC=約90円まで価格が上昇します。

ここまで緩やかな価格推移を辿ってきたビットコインですが、2011年6月12日、最初の“ビットコインバブル”が起こります。
これまでメディアで取り上げられ続けた結果、1BTC=1,489円まで一気に価格を上昇させました。
ただその直後の6月19日、Mt.Goxにおいてハッキング事件が発生し、ビットコインが1週間取引出来ない状況になります。

順調に推移していたビットコインの価格が一気に半分以下に落ち込み、その影響は2012年に入っても続くことになりました。
ただ少しずつ“ビットコインが危ない”という疑いは晴れ、11月に行われた最初の半減期の影響もあり、1BTC=約1,000円まで価格を戻します。

暗号通貨の代表であるビットコインの価格推移(2013年~2015年)


2013年は、キプロスで発生した金融危機により、法定通貨の信頼性が大きく下がることになりました。
その結果、“法定通貨に代わる新しい通貨”として、ビットコインへの関心が高まり、これまでとは非にならないスピードで価格を上昇させます。
数千円単位を軽々と突破し、12月5日は史上最高値IBTC=110,000円まで成長しました。
ビットコインを特集したテレビ番組が放送されたこともあり、ビットコインの存在を認知する方も飛躍的に増加したのです。

ただ2014年初頭に“史上最悪の事件”とも揶揄される“Mt.GoX事件”が発覚します。
この事件でMt.Goxは閉鎖に追い込まれ、1BTC=10,000円台まで価格が下がってしまいます。

またビットコインの危険性が疑われることになりましたが、すでにビットコインの認知度は高まっていたため、また少しずつ価格を戻すことになります。

2015年は少し価格が落ち着き、大きな乱高下を見せることなくじわじわと上昇しています。
2015年は最終的に、1BTC=約50,000円の値を付けています。

暗号通貨の代表であるビットコインの価格推移(2016年~2018年)


2016年も前年と同じように、ビットコインは少しずつ価格を上昇させます。
世界最大級の取引所であるBitfinexがハッキング被害に遭い、一時は価格が急落しましたが、2016年後半には盛り返しています。

2016年後半ごろから暗号通貨ブームに火がつき、2017年に入った途端、爆発的なブームを巻き起こします。
ビットコインは4年ぶりに史上最高値を更新し(1BTC=11,0986円)、そのまま価格が下がることなく、暗号通貨の代表として市場をけん引し続けます。

暗号通貨としてだけでなく、ブロックチェーンへの関心も大きく高まったビットコインは、2017年末ついに1BTC=1,000,000円を突破しました。
2018年はコインチェックのNEM流出事件による影響を受けましたが、2018年8月10日現在、ビットコインの価格は1BTC=約720,000円前後をキープしています。

まとめ


ビットコインは暗号通貨の先駆けというだけあって、知名度を獲得してからの成長が非常に早い印象です。
不遇の時代もありましたが、今後の暗号通貨業界にあたって、ビットコインが大きく乗り遅れることはないでしょう。

今後ビットコインのハードフォークによって、より革新的な暗号通貨が生まれることも期待されています。