最近は様々な分野でAIに注目が集まっていますが、AIの活用トレンドにはどういったものがあるでしょうか?
AIを活用するトレンドを紹介していきます。

AIとの会話もトレンドの一環

最近注目を浴びているAIのトレンドといえば、会話型といわれるタイプです。
身近な活用例も多いので、馴染みやすいのでしょう。

実のところ、昔から音声入力というのは存在します。
AIとの会話もその音声入力と同じではないか、と考えている人もいるのですが、音声入力とAIには大きな違いがあります。
音声入力とAIの会話との違いは、決まったキーワードが必要ない、という点です。
音声入力というのは、ボタンの代わりに音声で操作が可能、というだけのものです。
操作にはキーワードが決まっており、キーワードが違う場合や、不明瞭だった場合は操作できないといった欠点がありました。

例えば、地方に住む人の方言によって著しく発音が異なれば、それだけでも認識できないのです。
それに対して、AIの場合は普通に会話するように話しかければ、それに応じた答えを返してくれます。
近頃はスマートフォンや家に置かれた端末に話しかけるAIが有名となっています。

また、時折店頭に置かれているロボット型の端末も、AIによる音声会話が可能です。
この技術が発展していけば、例えばファミレスでも注文時には人を呼ばずにその場で注文を言えば、自動的にキッチンへとその注文が出力され、完成した料理が自動で運ばれる、といったことも可能となるでしょう。

今も技術的には可能ですが、イレギュラーの発生時などの対応に問題があるので、まだまだAIにすべてを任せるようなことにはならないでしょう。

AIを解析技術に活用するトレンド

AIの活用トレンドとして、画像などを解析するのもトレンドです。
例えばお店の監視カメラの映像から、性別、年齢と共に興味を示した商品の傾向を分析して、統計を出すことができます。
この分析を行うことで、興味を示すけれど購入されない商品があれば、セールを行って購入しやすくする、といった販売戦略が立てられます。
将来的には、購入する商品を分析して、自動で会計できるようになっていくのではないでしょうか。

今はスマートフォンのカメラも高性能になっているので、そのカメラを利用して解析することも可能です。

例えば料理を撮影して、その料理の名前やカロリー、原材料などを分析することもできるでしょう。
データベースの照合ではなく、同じ料理でも材料の違いで色合いが異なったりした場合、その違いが何なのかを分析します。

ロボット技術はAIトレンドの重要な部分

AIのトレンドとして、最も重要になるのはロボット技術でしょう。
ロボットといっても人型ではありませんが、カメラやセンサー、音を集めるためのマイクなどで周辺や対象となるものの状態を確認して、自分で適切な行動を判断するロボット技術が様々な分野で活用されるのがAIのトレンドです。

たとえば、農業の分野では農作物の出来を判断して、3次元センサーと呼ばれる立体的に場所を把握できるセンサーによって、自動的に熟した実だけを収穫する農業用のロボットなどがすでに登場しています。

また、現在は介護ロボットにも関心が寄せられています。
介護が必要な人のそばで24時間見守りを続け、ベッドや薬の保管ケースにセンサーをつけることで高齢者の行動を確認し、あいさつや薬の確認など、その行動に応じた会話を行うことができます。
将来的には、自動的に床ずれを防止してくれたり、移動の解除をしてくれたりと、介護をすべて行ってくれるようになることが期待されます。

AIのトレンドは、現在2つの目的に分かれています。
人の手が足りないところをフォローする形か、または人ではできない高度な事を任せるか、といったことです。
会話機能はその入り口であり、会話による情報の蓄積によってAIができる幅も広がっていく事になるでしょう。
今後も、様々な分野でAIを活用するトレンドが見られるようになると思います。