仮想通貨で資産運用を考えている人は、いまとても増えています。

でも「仮想通貨ってなに?」となかなか理解に苦しむ人も少なくないのが事実です。

ここでは、仮想通貨の代表格である「ビットコイン」について、分かりやすく解説してみました。

まずはビットコインがどのようなものか理解して、仮想通貨の世界にチャレンジしてはいかがでしょうか。

○ビットコインの誕生について

仮想通貨の代表として、大変話題になっているビットコイン。

このビットコインはナカモトサトシと名乗る人物が、2008年に公開した論文で発表したもので、その論文の内容をもとに多くのプログラマーたちがプログラミングを行い、2009年より運用が開始されました。

この論文の中には、従来の通貨のようにビットコインを管理者が発行する、というシステムで行うのではなく、P2Pというネットワークと暗号化技術を利用して、ブロックチェーンという取引台帳に分散して管理されていくものであることが述べられています。

現実的に世界で運用が始まったのは、2010年のこと。

ピザ屋においてピザ1枚を1万BTCで取引をしたのが、通貨として価値を持った瞬間だといわれています。

このピザは25ドル程度(約2700円)でしたが、現在(2018年4月現在)の1万BTCは約74億円となっています。

オドロキですよね。

ちなみに現在のビットコインの相場については、こちらの
「コインマーケットキャップ」にて確認することができます。
https://coinmarketcap.com/ja/

○ビットコインの基礎について

ビットコインとはどのようなものなのか、分かりやすく説明します。

ビットコインはP2Pというネットワークを使って運用
しているために、国境はまったく関係なくインターネットさえ繋がっていれば使うことができる仮想通貨です。

ビットコインの単位は「BTC」です。

日本円なら1円などと表しますが、ビットコインなら1BTCとなります。

また現実の通貨や株式などでは取引できないような、0.001BTCなど少額の単位で
取引できるのが特徴
です。

ビットコインは、取引台帳であるブロックチェーンが大きくなるごとに、新たなビットコインが作られていきます。

この作業のことをマイニング(採掘)といいます。

過去の取引情報など整合性を取りながら行う作業になりますが、この作業を行った人に対して報酬としてビットコインが支払われる仕組みになっています。

この報酬をマイニング報酬といい、ビットコインが増えていく仕組みとなっています。

約4年ごとに報酬が半減させ、流通量を調整しています。

最終的には、2140年頃に作られるブロックチェーンのブロックで、ビットコインの発行上限である2100万BTCに達するといわれており、それ以上はマイニングはできないと定められています。

○ビットコインはどうやって増えるのか

ビットコインは、日本円のように造幣局で作られているわけではありません。

ビットコインは、「ブロック」に取引情報の記録が入れてあります。

そのブロックには用量がありますので、たくさん作らねばなりません。

たくさんのブロックを繋いだものを「ブロックチェーン」と呼ばれています。

このようにビットコインは取引情報を、たくさんのブロックに分散して管理しているのです。

このブロックには過去の取引情報が含まれていますが、ビットコインが増えていくにつれて、整合性の取れたブロックを次々と作らなくてはなりません。

作られたブロックに取引情報などをプログラミングしていく作業のことをマイニングといいますが、
かなり難易度の高い作業であり、承認を得ることが必要です。

この認証を得るために必要なデータやシステムのことをプルーフオブワークと呼ばれています。

マイニングには、報酬として12.5BTCを受け取ることができる仕組みになっています。

この報酬は、4年に一度半減期があり、ビットコインの発行量を調節しています。

つまりこのマイニングが、新しいビットコインを増やしていく作業になっているのです。

○発行上限枚数に達した後はどうなるのか

ビットコインは、マイニングによって増えていく仕組みとなっています。

2009年にビットコインの発行が始まり、10分間に12.5BTC増えているといわれています。

発行は2140年ごろまで続き、2100万BTCを上限として発行をストップさせることになっています。

なぜこのような上限が決められているのかというと、上限なく発行し続けてしまうと価値が下がってしまうからです。

私たちが普段活用する
通貨においても、価値が下がらないように流通量が調整され、発行されるようになっていますが、これと同じ原理であるといえます。

ある程度の稀少性があってこそ価値がでますから、いつまでもビットコインが価値あるものとして流通させるには、上限を設定しておく必要があったのです。

ただしすべてのビットコインが流通するわけではなく、個人が保有しているものも多くありますから、流通量が減っていく可能性があり、価値が極端に上がってしまうのでは、ともいわれています。

○ビットコインを保有できるウォレットは

ビットコインを保管しておくには、ウォレットと呼ばれる財布が必要です。

さまざまなウォレットがあり、その形式によって特徴もあります。

ウォレットは、自分が普段使っている
パソコン上に

    • インストールして管理できるもの
    • インターネット上で管理できるもの
    • スマホで管理できるもの
    • 紙に印刷して管理できるもの
    • 専用の端末で管理できるもの

などさまざまです。

手軽に使用することのできる利便性の高いものや、セキュリティに優れているものなど特徴に違いがあります。

少額であれば、利便性の高いデスクトップウォレット(パソコン上の財布)が便利です。

インターネット上のウェブウォレットと比べてセキュリティ面でも優れています。

ただしインターネットに繋がれているパソコンであれば、ハッキングの可能性があり注意が必要です。

セキュリティに優れている保管方法であれば、紙に印刷するペーパーウォレットや専用端末に
保管するハードウェアウォレット
でしょう。

○ビットコインのトランザクションIDについて


ビットコインの取引は、トランザクションIDによって行われています。

送金などの取引のことをトランザクションと呼んでいますが、その取引の番号を「トランザクションID」といいます。

このトランザクションIDによって、ビットコインがどのアドレスからどのアドレスにどれくらい送られたかという取引履歴を確認することができます。

またビットコインの送付がどのような状況になっているかという進捗情報も確認することができる仕組みになっています。

○まとめ

ビットコインについて、その仕組みを分かりやすく解説してみました。

いろいろな可能性を秘めたものですから、これからもまだまだ仮想通貨に対する熱は冷めることがないでしょう。

これを機会にみなさんも仮想通貨の取引に参加してはいかがでしょうか。