現在普及が進むIoT技術を利用するためには、IoTチップというものを利用しています。
このIoTチップを導入することで、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

IoTチップを導入するメリットや、具体的な利用例について解説していきます。

IoTチップを導入するメリットは?

IoTチップというのは、モノに対してセンサーや通信機能を組み込むためのものです。
このIoTチップをIoT導入機器に組み込むことで、その機器で情報を集め、その情報をデータベースへと保管して分析することができるようになります。

つまり、モノのインターネットを実現するためには、IoTチップを利用する必要があるのです。

IoTチップを機器に組み込むことで生じるメリットとして、まずその機器の状態を常にモニタリングすることができるようになります。
例えば、ガスの元栓や玄関のドアにIoTチップを組み込めば、外出先からもガスの元栓を締めたか、玄関の鍵が閉まっているかをいつでも確認できるようになります。
工場では、機械に組み込むことでその機械の稼働状況、および生産量などを記録していく事も可能となるでしょう。

また、IoTチップを組み込んだ機器はネットワークを通じて遠隔操作ができるようになります。
工場の例でいえば、生産ラインの切り替えなどを工場に居なくても操作できるようになり、車にIoTチップを組み込んでおけば車に乗らなくても運転ができます。

また、外出先から家電などをコントロールすることができるので、家に帰る前に暖房や冷房のスイッチを入れておくことも可能となります。

そしてIoTチップの持つ大きなメリットは、情報収集が可能となることです。

現在、電気などのメーターは遠隔監視が可能なものが増えています。
それぞれの家電にIoTチップが組み込まれれば、家電ごとに時間と電気の使用量がモニタリングできるようになり、省エネのためにはどこに注意すればいいか、ということもすぐにわかるようになります。

このようなメリットを持つIoTチップは、様々なところで導入が進められています。

IoTチップは具体的にどういったところに導入されているのか?

それでは、具体的にIoTチップを導入しているのはどのようなところでしょうか?
現在、自動運転の自動車については実験段階となっていて、まだ実際に道路を走ることはありません。
しかし、現在の車にもIoTチップを組み込んで、走行しながら収集した情報を集めてドライブをサポートするサービスがあります。

このサービスはアプリとして提供されていて、IoTチップを搭載したタグを車に取り付けてデータを収集します。
この集められたデータも、自動運転のデータに活用されると思われます。

また、医療分野ではIoTチップを組み込んだ機器を常に身に着けておくことで、心拍数や血圧などを監視することができる機器があります。

不定期に起こる発作などを監視するために便利な機器で、そのモニタリングしたデータを医師が監視することで早期の対応が可能となります。

これ以外にもサッカーボールやドローンなどにIoTチップを搭載している事例もあります。
思いつく限りのモノをインターネットにつなぐことができるIoTは、これからどんどん導入される対象が増えていく事となるでしょう。

まとめ

IoT技術を導入する際に利用されるIoTチップは、様々なモノに組み込むことでIoTの普及を助けていきます。
多くのメリットがあるIoTチップは、すでに様々なモノに対して導入されている実績があり、その対象は車や医療、スポーツ、ドローンと多岐にわたっています。

基本的にどんなモノでもIoTチップを組み込むことでIoTに対応することとなるので、今後ますますIoTチップを組み込んだ機器は増えていく事となるでしょう。

身の回りに増えていくIoT機器を適切に扱えるよう、きちんと把握しておきましょう。