ネットワーク技術の進歩や、センサー等の機器の小型化によってモノのインターネットといわれるIoTの普及が進んでいます。

その中で、IoTの推進における基盤となるIoTプラットフォームを提供するベンダーが増えつつありますが、IoTプラットフォームベンダーとなっているのはどういった企業なのでしょうか?

IoTプラットフォームの役割とは?

IoTプラットフォームはベンチャーが提供するものですが、どのような役割があるのでしょうか?
IoTというのは、これまでインターネットにつなげることなく利用されていた様々なモノにセンサー等の機器を取り付け、ネットワークでそのデータを収集する技術です。

ただ様々なモノにセンサーなどの機器を取り付けてネットワークを構築する、というわけではありません。
それによって収集したデータを活用して、適切なサービスを提供していくことがIoTの重要な役割です。
そして、IoTプラットフォームというのは、その収集したデータを蓄積していくことでサービスを提供していく役割を担っています。

IoTプラットフォームの機能としては、データを収集することと、大量のデータを蓄積して保管することのほかに、そのデータを活用してサービス化するためのソフトウェアを提供する役割があります。

サービスを提供するにも、ただデータを分析していくだけではなく、それに合わせたアプリケーションなどのソフトウェアが必要となるため、プラットフォームではその流れをすべて担うこととなるのです。
例えば、今IoTの分野で注目されているのが、自動運転を含めた車の分野です。

車にセンサーを取り付けることで、走行中に周囲のデータを収集することができますが、例えばガソリンスタンドの情報などはその車だけで集めると、ごく一部だけの情報しか集まりません。

さらに、現在の進行方向にガソリンスタンドがあるかなどの情報も手に入らないでしょう。
しかし、他の車のデータなどを蓄積しているプラットフォームにアクセスすれば、知らない場所にあるガソリンスタンドの情報でも集まります。

さらに、プラットフォームではガソリンスタンドの場所を効率よく案内するためのソフトウェアも開発して提供することもできます。
IoTプラットフォームは、このようにIoT全体をまとめる役割があります。

IoTプラットフォームを提供するベンダーとは?

それでは、IoTプラットフォームはどのようなベンダーが提供しているのでしょうか?
例えば、IoT機能を搭載した家電などは多くの家電メーカーが開発しています。
しかし、それらの家電メーカーが、独自にIoTプラットフォームのベンダーとなっているわけではありません。

IoTプラットフォームを提供しているベンダーとしては、マイクロソフトやAmazon、IBMなどが主となっています。

また、それ以外にも製造業などのIoTに特化した、GEやPTCといったベンダーもあります。
現在、IoTプラットフォームベンダーは700社を超えているといわれています。
それぞれに得意な分野などがあるため、選ぶべきIoTプラットフォームには違いがあります。
家電一つとっても、冷蔵庫と電子レンジでは収集するデータに差があるでしょう。

IoTでどのようなデータを収集するかによって、最適なベンダーを選ばなければ効率的に情報を収集するのは難しいでしょう。

まとめ

IoTは、現在様々な分野で広まりつつある技術です。
IoTの発展により自動化される技術なども多いため、効率化を目指す分野では特に注目されているでしょう。

IoTのデータ収集や管理、それに基づいたサービスの提供を行うために、IoTプラットフォームを提供するベンダーも多く、現在では700社を超えています。

その中でも、収集するデータの種類などが異なるため、IoTでどのようなデータを扱うかによって最適なベンダーを選ぶ必要があるでしょう。